発酵調味料を活用して、健康で美味しい充実した食生活を!
はらだ よしみさん
清水先生と同様に、子どもを授かったことが発酵に興味を持つきっかけとなりました。離乳食として初めて子どもが口にする物が体にどんな影響を及ぼすのか、どんな物が体にとって良いのかを知りたいと思うようになりました。
食のことを学んでいく中で、まずは基本である調味料を整えることが大切だという考えになり、その調味料の多くが発酵によって作られていることを知りました。より健康に、より美味しく、充実した食生活を送るために発酵食を学んでいます。
講座で一番興味深かったのは、発酵調味料の作り方と使い方の章です。家では塩麹、甘酒、味噌、めんつゆなどを手作りしています。テキストを見て、普段は炊いたご飯と米麹を使った甘酒(うす作り)を作っていますが、米麹と水だけの甘酒(はや作り)も作って飲み比べてみました。うす作りは純粋な甘みを感じました。はや作りはすっきりとした甘みの中にコクを感じました。材料がひとつ違うだけで味わいが大きく違うということが発見でした。他の調味料についても、自分のレシピとテキストのレシピとで食べ比べてみようと思います。
また、私は玉ねぎ麹が苦手なのですが、テキストには玉ねぎ麹ならぬ玉ねぎ醤が紹介されており、目からうろこでした。カレーを作る時は、いつもスパイスと塩麹を活用しているのですが、テキストにあったひしお麹を使ったルーにもとても興味があります。玉ねぎ醤とカレールーもテキストのレシピで試してみたいと思います。
少しの違いでいろいろな味わいができていくのも発酵の魅力ですね。改めてその魅力を学ぶことができました。
食の仕事に携わっているので、今回学んだ発酵食を家族の食事に活かすのはもちろん、たくさんの人に伝えていきたいと思います。