自分のものさしで調味料を選べるようになりました。

好光 茜さん

好光 茜さん

調味料というのは、日本の文化なのに何もわかっていないことに気付きました。スーパーで売られているものを何も疑いなく購入していましたが、調味料について学び、昔ながらの伝統的な作られ方をしたものを購入していきたいなと思いました。今まで自分なりに勉強していましたが、疑問に思うところもありました。一番興味のあった調味料は塩です。原材料名に天日塩とあれば丁寧に作られたものなのかと思いこんでいました。化学工業的な用途で使用されるソーダ工業用を溶かして再結晶させたものだとは思ってもいませんでした。しかし、このソーダ工業用として輸入している天日塩を食用として加工した塩である再生加工塩の製造許可が消費者の運動からできるようになったため、イオン膜方式以外の塩が食べられるようになったと知りとてもびっくりしています。

私の地元である愛媛県今治市にある伯方の塩は、メキシコやオーストラリアの海水が使われているからと購入しておらず、せっかくの地元企業から遠ざかっていました。しかし、学んだことにより伯方の塩にも魅力的な作られ方をしているものもあるとわかり最近では購入しています。自分のものさしで選べるようになりとてもうれしいです。日本の文化なので、みんなが原材料名を見る習慣を身につけてほしいです。製造方法や原料からその商品を選ぶかという知識をつけることがとても大切だと受講して思いました。これからの未来を担っていく子どもには特に安心安全なものを摂取してほしいと思います。