情報の真偽を見極めて、家族や自分自身を守っていきたいです。

佐藤 菜央さん

佐藤 菜央さん

以前から調味料というものには興味があり、いつか本格的に勉強したいと考えていました。料理を伝える仕事に携わっていましたが、どんどんわからないこと、知らないことが増えていくようになりました。

この講座で強く感じたことは、無知であることがどれだけ怖いかということです。調味料を購入する際に裏面を見ることが増えましたが、それが何を伝えようとしているのかわからないまま購入していました。ポストハーベストの問題や、製造方法で栄養面やおいしさが変わることなども知りませんでした。グラニュー糖は漂白されていると聞いたことがありましたが間違った情報でした。しっかりと情報を裏付けせずに信じてしまっていたことを恥ずかしく思います。減塩に関しても、やたらと塩を減らすことは命に関わるということをわかっているようでわかっていませんでした。間違った知識が家族の健康に害を及ぼす前に気付くことができて良かったです。

当時、1歳になったばかりの娘の離乳食から幼児食に移行する中で、どのタイミングで調味料を使っていくか悩んでいました。この講座で正しい知識を得たことで、身体にいい調味料の選び方がわかったので、娘の身体が喜ぶものを選んで少量ずつ与えてみようと思います。市販のベビーフードも使っていますが、どんな食材、調味料が使われているかわからない状態で与えていたので、心のモヤモヤがどうしても取れないままでした。

小さな子が喜ぶ食卓は、私たち大人も喜ぶ食卓だと思っています。だからこそ、家族や自分自身の食を守るため、大好きな日本の食文化を守るためにも、産地や製法にこだわって作られた調味料を選んで使い、また、まわりの方へも伝えていこうと思います。このような学びの機会をいただき、ありがとうございました。